人はいつか亡くなってしまうのはわかるけど、私のばあちゃんがまさか病気で逝くとも思わず。
お葬式しててもあまり実感がわかないというか。
もちろん触ると冷たいんだけど、表情は寝ているみたいだし。
人を驚かせるのが好きな人だったからまた起きてきそうな感じもしないでもない。
じいちゃんの兄弟の旦那さんが最後に棺桶を閉じる前にばあちゃんの胸に「いい所へ行けるように」と一万円札をいれてくれたらしい。
私の父親は小銭を入れていて、それは焼きあがった骨と一緒にいれてもらった。
小銭は持っていれば自分のお守りになるらしいけれど、燃えて消えてしまう紙幣はみんなに幸運なことが起こるらしい。
私も初めて聞いたし、もちろん地域とかでも違うと思うけどね。
お金に余裕が有る無いにかかわらず一万円札をそういう気持ちで入れてくれるってとてもスマートなことだと思った。
そして喪服もクリーニング中だし線香の匂いのするものは何もないんだけど、まさに今ときどきだけれどふわっと線香の匂いがしてくる。
ばあちゃん私の家に遊びに来ているのかな。
昨日はめったに出現しない蜘蛛が私のフリースの腕にとまっていた。
ばあちゃんだと思う(笑)